ブラックで働くSEが検討すべき職種「コンサルタント」

SEが知りたいブラック企業の話

経営改善を手助けするコンサルタント

経営改善を手助けするコンサルタント

SEの経験をコンサルタント業で生かす

SEからコンサルタントになる

元SEがコンサルタントになることは可能ですが、なりたいと思えば誰でもなれるというほど簡単な職種ではありません。どんなに優秀なSEだったとしても、コンサルティング能力があるかどうかは全く別の話なので、SEになるためにした努力とは全く違う努力が必要ですし、相応の実績も求められます。しかし、ブラック企業で働いていたSEであれば、満足のいく内容の仕事がなかなかできない劣悪な環境下で、思うような実績を残せなかったという人もいることでしょう。それでも、自分の努力次第ではコンサルタントへの道が開けてくる可能性もあるので、ブラック企業かどうか診断をして自分の労働環境がおかしかったことに気づいたなら、次の行動に移る準備を始めましょう。

コンサルタントの仕事とは

コンサルタントは、企業の経営状態をより良くするためのアドバイスをすることが仕事なので、広い視野で物事を見極める能力が求められます。リサーチ、プランニング、コスト対策など、考えなければならないことの範囲はとても広く、経営ノウハウについての高度な知識と信頼を得られるだけの実績が重要です。コンサルタントが目指すべき目標は、企業の経営を健全化して利益を出すことです。現状を変えなければならない場合には、長期的な戦略を打ち出し、問題を克服できるよう的確なアドバイスを行います。

SEからコンサルタントになることはできるのか

SEからコンサルタントになるためには努力しなければなりませんが、専門資格は特に必要ありません。しかし、資格も実績もない中でコンサルタントを名乗っても、クライアントからの信頼をすぐに得ることは難しいでしょう。そこで目指したいのが中小企業診断士の資格です。これは国家資格なので、一定のコンサルティング能力があることを証明するのに役立ちます。資格として認定されるまでには実務経験が必要なので、試験を受けてすぐに資格認定されるようなものではありませんが、コンサルタント業を目指す人にとっては時間をかけるだけの価値がある資格です。資格があれば、コンサルタント業への転職活動もしやすくなります。
SEの経験を生かすことができるコンサルタントの仕事を探すなら、転職エージェントをうまく活用するのも良い方法です。転職エージェントにもコンサルタントがいるので、より具体的なアドバイスをしてもらうことができるでしょう。将来的には、独立してフリーランスのコンサルタントとして活動する道もあるので、まずはコンサルティングの基本を身につけるべく勉強しつつ、実務経験を地道に重ねていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

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